呉昭和高等学校の存続を望む会と署名活動終了のご報告とお礼

　私たち同窓会は、２０２１年１月に「呉昭和高等学校の２０２２年春新規募集停止・２０２４年春廃校」という報道を受けて、「呉昭和高等学校の存続を望む会」をPTAと立ち上げ、呉昭和高等学校を存続させる為の署名活動を生徒たちも参加し実施してきました。
　２月１９日には３２，９６６筆の署名と請願書を広島県議会　中本隆志議長へ提出いたしましたが残念ながら２月の県議会定例会において、２０２２年以降の生徒募集停止が可決されてしまいました。しかし９月の県立高校新年度生徒募集人数が発表されるまでは希望を捨てず、６月末まで署名活動を続け、通算で３７，８５０筆も集めることができました。
　県議会に提出以降の４，８５４筆は広島県教育委員会に生徒募集停止の撤回と経緯や理由を納得できる形で示して頂けるように最後のお願いと共に提出いたしましたが回答は、到底納得できるものではありませんでした。

　署名活動を始めてからわずか３ヶ月の短い期間に３２，９６６筆、生徒募集停止可決後にも４，８５４筆とこれほどの署名が集まったことは、いかに呉昭和高等学校が子供達に必要であり地域に愛されていたかということを、広島県教育委員会は真摯に受け止めるべきだと思います。　

　ここで「呉昭和高等学校の存続を望む会」の署名活動については終了させて頂きますが、今後は在校生最後の１人までが笑顔で沢山の思い出を作り卒業できるように協力し見守っていきたいと思います。
これまで署名活動にご協力頂きました同窓生の皆様をはじめ、関係者各位に心から御礼申し上げますと共に皆様方のお知り合いでご協力頂いた方々にも宜しくお伝え頂きますようお願い申し上げます。

　尚、「呉昭和高等学校の存続を望む会」につきましては、賛同いただきました方々や各諸団体にお礼と、呉昭和高等学校の引き続きの見守りをお願いに回り、皆様にはこれまでの活動の経緯や内容についてご報告させて頂いたのちに解散していく流れと致します。何卒ご理解頂きますよう宜しくお願い申し上げます。

呉昭和高等学校同窓会
会長　曽根　誠治